イヌワシは、主に草地、伐採地、牧場など開けた場所を狩り場に選んでいます。獲物を捕獲する時は、狩り場を見渡せる木や岩に止まって獲物の出現を待つか、あるいは狩り場の上空をゆっくり帆翔しながら、地上の獲物を探します。獲物を発見すると翼をたたんで急降下し、捕獲寸前に足を突き出し爪をたてて捕らえます。獲物はノウサギが多く、他にはリス、テン、カモシカの幼獣、ニホンザル、タヌキ、アナグマなどの中型哺乳類や、ヤマドリ、キジなどの鳥類、ヘビ類などを捕食しています。 |

イヌワシは、主に地上にいる小〜中動物を捕らえています。その種類は少なく、ノウサギが多いといわれています。ヤマドリなどの中型鳥類やアオダイショウなどのヘビ類もよく捕食しています。 |
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鳥海山のイヌワシは、雪崩や崖崩れの跡地、高山の草原、雪田のまわりの草地、ブナ林の中にできた開けた場所などを狩場にしていることがわかっています。
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